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つぶやき

春分

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3月20日「しゅんぶん」

太陽視黄経 0 度

日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧)

この日をはさんで前後7日間が彼岸。花冷えや寒の戻りがあるので暖かいと言っても油断は禁物。昼夜の長さがほぼ同じ頃であり、この後は昼の時間が長くなって行く。

また一日遅れでやっと書き始めています、何が忙しいのか?落ち着いて机にゆっくり座る時間が取れなくなっていて、困ったものです。春分を挟む連休も今日で終わり、明日からは机の上も頭の中も整理整頓して仕事を進めましょう!

連休前の金曜日から娘と孫が里帰り?お隣の糸島市に住んでいるので里帰りと言うほどでもないのだけれど、2泊して思いっきり楽しませてくれました。小さい人たちは少し時間をおいただけで、身体も知恵の付き方もめざましく変化しているのが手に取るように解ります。同じ時間を過ごしているのに漫然と流してしまっているなぁと、微笑みとともに我を見つめ直すきっかけも作ってくれました。
日常からワープしためまぐるしい3日間でしたが、帰ってしまえば久しぶりの静寂に淋しさとともに安堵感も味わえます。若い命に触れるありがたい時間でした。

そんな日曜日に、いつもはあまり拝見しないTV番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」で、珍しく「高断熱・高気密」の開放的な家造りがテーマになっていたので、録画しておいて今日見てみました。厳しい気候の山形県の古民家、トイレは別棟で冬は雪かきしながら行かなきゃならないという壮絶な暮らしをなさっている案件でした。
減築し、必要な空間だけを断熱気密化するというお手本的なリフォームであり、使い勝手や家族の繋がりをよく考えられた素敵な計画をされていました。
が、やはりテレビ番組なのでご家族のストーリーが大半で、何故「高断熱・高気密」を徹底的にするかの話はいわゆる匠・渋谷達郎氏のコメントで出てきただけ、その断熱性能、気密性能がどれほどのものかも情報がなく、換気にいたっては全く触られませんでした。
一般社会ではこの健康・快適・光熱費・環境負荷を家の寿命に渡って左右する大切な性能については、たいした割合で意識されないという事を突きつけられた思いでした。

しかし、この4月からは「省エネ性能表示制度」がスタートします。第3者認証ラベル「BELS」という燃費を星の数で表す仕組みですが、こう言う物が世の中でよく目に付くようになってから一般のかたへの説明もこれをもってするのが当たり前となってくるのでしょうね。
建築雑誌に載る案件にも全てこの表示が付いてくれるように、早く浸透していってくれるように期待します。

写真は、糸島から自然農で作った野菜を届けてもらっているのだけれど、湿らせた新聞紙でくるんで大切に保存していた「菜花」が冷蔵庫の中で見事に開花していました。食べれば一瞬、飾れば数日 楽しめます。

春分

2016.03.20