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つぶやき

立秋 金沢で一日

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2015.08.08

8月8日「りっしゅう」 
七月節 八節
太陽視黄経 135 度
初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)
この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。 とあります。
 立冬も立春も立夏も、なるほどその気配を感じ始める頃かぁ、と何となく腑に落ちるのですが、この立秋だけは、いやいやまだやろう!とつっこみたくなります。
 そんな暑いなか、北陸と北関東に出張です。「北」がついている地域なのにしっかり暑かったです。
 6日には黒部宇奈月温泉駅からほど近いところに、前沢パッシブハウスが建設中、構造見学会があり興味津々拝見してきました。本日8日は秩父のPHJ会員の工務店さんの完成見学会です。パッシブハウス級の性能の建物にお湯もつくれるペレット調理器が入っているという事で、ぜひ見たいと思いこちらにもお邪魔させてもらう事にしました。間一日あきますが、福岡へ戻るよりは金沢ででも一日すごせばついでに回れると、贅沢にも2泊3日で出かけてきました。
 むかーし修学旅行で立ち寄った事はあるのですが、兼六園しか覚えていない金沢。前日にネットで調べてみると「まちのり」というシェア自転車がありました。一日200円で乗り放題、どのスポットで借りても返してもよいという有り難いシステムです。自転車で回れる範囲で見たいところをチョイス、武家屋敷野村邸、にし茶屋街、21世紀美術館、兼六園、ついでに室生 犀星記念館、しいのき迎賓館と一日堪能しました。到底一日では足りないほど見所のある金沢ですが、ゆたかな用水が流れ松の庭木がのぞく土塀の通り、手入れされながら使われている古い建物たちの一角と現代建物と店舗で賑わう街がうまくすみ分けられていました。何かしら伸びやかな印象を受けました。
 温熱的に酷評の21世紀美術館、恐いもの見たさで寄ってみました。デザインや建物の使われ方にはたしかに興味深いところがあります。しかし全面ガラス張りの(ペアガラスでもなさそうです)外周の内側には床から冷気が勢いよく吹き上げられて、ガラス面からの輻射を防ぐ工夫をされているのです。このアクティブ力ずくの環境つくりにはやはり顔をしかめずにはいられません。これじゃ前世紀美術館と改名すべきじゃないかと、独り言を吐いて退場しました。
  秩父に向かう電車に揺れらながらかいています。熱源をバイオマスでまかなうのは環境負荷をかけないためにもぜひ取り入れたい手法だと思っています。先進のそのシステムを拝見できるまたとない機会、楽しみにいって参ります。
後ほどまたご報告させていただきます。

立秋 金沢で一日

2015.08.08