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つぶやき

サステナブル住宅賞

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2015/02/22

「立春」も「雨水」も飛ばしてしまいました。「雨水」の19日にはかきかけたものの、東京泊で持って行ったMacBook Airにはこの記事を上げるサイトの登録がなくて、あきらめました。(今後のために登録しました!)帰ってきてそれをアップすればいいようなものですが、やはりもうその気にならない物になっているんですね。
 何故東京泊だったかというお話しですが、2012年に竣工した住宅が、第6回サステナブル住宅賞(建築環境・省エネルギー機構主催)の「板硝子協会会長賞」をいただいたので、その20日の授賞式に出席するためでした。
 この住宅は、福岡県建築士会福岡地域会の雨水利用実験住宅プロジェクトですすめられ、空設計工房は環境設計の部分を担当させていただきました。
 長くこの「つぶやき」をご覧いただいている方にはご記憶いただいているかもしれません、竣工時分に少しご紹介させていただきました。「雨の家」という最大42tもの雨水をためることできる3つのタンクを持つお宅です。生活に利用する事はもちろんですが、一時的に貯留する事で雨水の流出抑制により、豪雨時の災害を防止する目的があります。また、日射取得も目的の大きな開口部を持つ土間からテラスービオトープと雨水の機能的な利用にとどまらず空間のデザインに活かしている所にも、講評をいただきました。
 授賞式では各賞代表でお一方に賞状授与があり、というのもこの賞は施主・設計者・施工者と3者とも表彰されるという素敵な賞です、その後、パッシブデザインの祖・小玉祐一郎先生から審査講評をいただき、レセプション、入賞11作品の報告会と続きました。二度とないだろうきらびやかで光栄な事だと、興奮を抑えつつ涼しげな顔ですわっておりました。作品の報告会ではそれぞれがしっかり考えられ、ユニークな持ち味・デザイン・プロセスと一つ一つがおもしろくとても刺激になりました。当事者から説明されるこの報告会に立ち会えた事だけでも、出席した甲斐があったとおもいました。
 全て終了し帰る間際に、板硝子協会の調査役の方があいさつにこられて、何故この「板硝子協会会長賞」になったかというお話しをうかがい、これまた興奮気味に帰途につきました。
 それは、パッシブデザインでは当たり前のことなのですが、日射取得のために南側の建具には普通ペアガラス、その他の方向の建具には断熱と日射遮蔽を重視した遮熱Low-Eペアガラス、と使い分けているところに注目して下さったということです。近年では必ず、建具からの熱損失と日射取得をシミュレーションして比較の上、仕様を決めるようにしていますが、そこをしっかり認めて下さったことに受賞の喜びが倍増いたしました。

サステナブル住宅賞

2015/02/22