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つぶやき

草屋根

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2014/09/27

二十四節気の「白露」と「秋分」をすっ飛ばしひさしぶりのつぶやきです。
この間、事務所を引っ越したものの、現場・申請業務・検査立ち会い・講演などの合間をぬっての片付けはなかなか進まず、混沌のなかでもがきながら3週間ほどもかかって、やっと落ち着きました。
整頓された空間に落ち着くまもなく、23日には村上淳さんの講演会に参加、24?25日は秋田まで脚を伸ばしました。パッシブハウスジャパン+新住協秋田支部の情報交換会に参加、秋田県能代市にある高性能住宅の草分け西方里見先生のアトリエに訪れるのが一番の目的でした。
パッシブハウス・ジャパンの省エネ建築診断士のセミナーがこの25・26日に岩手県紫波町であるのを受けて、西方先生から近くなので(といっても能代市から岩手県紫波町まで300kmの距離があるそうです)前日には見学にどうぞと、PHJ代表森氏へお声かけがあり、今回のPHJ+新住協秋田支部の情報交換会がセットされたというのを聞きつけて、西方先生のアトリエに是非一度はうかがいたいとかねがね思っていたわたくしは、このチャンスを活かさずにはおられず、飛行機を乗り継ぎ秋田能代市まで出かけました。
こんな事でもなければ、出かけていくことはなかなかないだろう秋田県、そして能代市。 米どころ秋田の言葉通り、ところどころ稲刈りの始まった田んぼにまだ刈られずにいる稲の波は黄金色に輝いて美しい景観を演出していました。
美いのは西方先生のアトリエも。22年もたった無塗装の板張りの外壁はいい感じにエイジングしています、高性能だけでなくエコロジー・バウビオロギーにも気を配る西方先生の「置芝屋根」の芝は在来の飛んできた種から出た草たち(今はススキや萩、夏には南瓜も、春にはツツジも咲く)に代替わり覆われて力強い草原となっていました。内部も構造材現しのダイナミックな空間ですが、一鉢から分岐し育ってきたポトスが、空間を彩り過乾燥を防ぐ役割も担っているようでした。たぶんそれだけでなく、音も柔らかく、スタッフ間の適当な距離も取りやすくなっているんだろうと思いました。
あこがれの西方設計アトリエに実際訪れる事が出来て、感謝・感激です。

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草屋根

2014/09/27