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つぶやき

2003/12月22日(月)

update:2003/12月22日(月)

本年も押し詰まりましてというご挨拶と共に営業の方がカレンダーを持って顔を出される事が度々となって参りました。私は能力以上の仕事量をこなすのに精一杯で、世の中はそうなんだと気づかせて頂くありさまです。しかしこれはとても幸せで有り難いことだとつくづく感謝しております。
さて、「建築家イエンス・ペータース来日公演」ですが、ちょっと日がたって興奮も冷めたところです。イエンス・ペータースさんはいわゆるシュタイナー建築の建築家を代表される方です。主にその学校建築(自由ヴァルドルフ学校etc.)にたくさんの業績を残しておられます。69歳もちろん未だ現役ですが、DB(ドイツ鉄道)などの車両デザインのプロジェクトもこなす共同事務所を引退され、奥様と二人の名前のついた事務所で学校・住宅を中心としたお仕事を続けていらっしゃいます。
R・シュタイナーの思想に裏付けされた確かな理論が見事に建物や環境に反映されている様は、同じ仕事をしている微弱な一存在として胸のすく思いがし同時に羨望感も覚えました。
しかし、概念で形を作るのでなく中に住まう人のための形が生まれるのをサポートするという私の建築に対する基本姿勢にとても近い言葉が彼の口から流れ出たときには感動し嬉しくなりました。
初日の講演の後、京都の京田辺シュタイナー学校(もちろん無認可・12年一貫教育)の建物を見学にいきました。無認可ですから国・自治体からの補助も援助もなく大変な経済状況の中よくここまで作ったねというほど、低予算は見て取れますが必要なことは実現してあって感心しました。ペータース氏の講演のなかにも出てきた普遍性と個性の交差点を上手く掴んだ力作だとおもいました。設計は伊藤嘉浩氏ですが、その内容については学校を運営する父母たちとの長い長いたくさんの話し合いのなかから、彼が形を引き出したのは言うまでもありません。いい話と建物を経験できた充実の二日間でした。

このホームページ、年が明けたころにリニューアルできることになりました。
各ぺーじにアクセスしやすくなります。お楽しみに!またお訪ねくださいね。

2003/12月22日(月)


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