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つぶやき

啓蟄

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2014年3月6日

3月6日「けいちつ」
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)
啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。とあります。

蕗のとうは、昨年あたりから山まで探しに行かなくても八百屋さんやスーパーで売っているのを見かけるようになりました。それでもでているのはこの啓蟄の前後です。食料として見れば店先に並ぶのを見て季節を感じるのも「あり」かもしれませんけれどね。。。

昨日からまた、冬の気圧配置で寒の戻りと言うやつでしょうか、ちょっと冷えます。そんなお昼前におじゃましたのは、近くのマンションの1室、空設計工房がハニカム構造・断熱ブラインド(この後、断熱ブラインドと言います)をお世話したお宅です。
温熱環境改善のためいろいろ検討なさっていて相談にみえました。よく研究なさっていて、床面積の割りにたくさん付いている窓に手当をするのが効率的な手の打ち方ではないだろうか?そこで内窓を付けるのが一番でしょうか?と言う流れですが、26年度の補助金まで待って、まず1室だけ断熱ブラインドを付けて様子を見てみようと言うことになりました。それで北側のお部屋に2本設置させていただいたのを拝見してきました。
レースとドレープの2重のカーテンが外されて、窓枠内に収まった断熱ブラインドは空間をスッキリとさせてくれています。また窓の外は見えませんが光は通してくれる紙のような素材なので、柔らかい明るさの室内になっていました。
注目の温度は、表面温度計を当ててみると、壁・天井と同じ温度11℃を示しました。(この部屋は非暖房室です)断熱ブラインドをめくってサッシ枠の温度をみれば5℃で6℃の差がありました。体温を奪われる冷放射の感覚も受けないですと、その効果は身体で感じて下さっていました。
やはり熱が逃げる(冬場)または入ってくる(夏場)一番の場所は窓です。ここを補強すれば、冷放射や輻射熱を感じにくくなるのはもちろん、必ず光熱費の削減に繋がります。 
温熱環境を考えると、充分でない性能がおおよそをしめる日本の住宅では、ヒートショックでの死亡数(17,000人/年、家の中)を考えれば断熱リフォームは是非ともお勧めしたいですが、諸事情でなかなかと言う方は、まずはこうやって一番熱的に弱い窓だけ補強する事も可能ですし、効果も大きいと思います。

写真は、事務所のお向かいの塀からのぞいている、「サクランボの木」満開です。ふだんの年はもうメジロが来て蜜を飲んで?なめて?吸って?いますが、今年はなぜかまだ見かけません。

啓蟄

2014年3月6日