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つぶやき

立春

update:2013/02/04

2月4日「りっしゅん」
春の兆しを感じ始める頃、とありますが、今年はなんともヌクーイ一日となりました。
このまま春にはならないでしょうが、ご近所の梅も開き始めました。いろんな花が咲いていくのが楽しみです。またかすかな香りにも喜びがあります。

さて、今日は窓の話をしましょう。フェイスブックでも今日トピックが流れていたのですが、
日本のメーカーの窓の性能がとんでもなく低いという事実、こんな記事が出なければ誰も知るよしもないところです。

「新建ハウジング+1」という業界紙の出すマガジンにありました、パッシブハウスジャパンの理事でもある松尾さんの「エコハウス設計作法」シリーズ第3回「窓に始まり窓に終わる」という記事です。ここには日本には窓の基準がないこと、窓のU値(熱貫流率=熱の伝わりやすさ、大きい数字ほど伝わりやすい)を見ると日本の最高レベルの倍の性能がドイツの最低レベルと同等という事などが書かれていました。添付されていたリストから国産のサッシはおおかたの物が部分的に結露をしてしまう事実が見て取れます。松尾さんはこれを「除湿機能付きサッシ」と皮肉を込めて呼んでいます。
これは笑ってすませるような事でないことを、付け加えておきます。
その内容のコアな部分が松尾さんのブログにあります。

http://matsuosekkei.blog85.fc2.com/blog-entry-2125.html

「除湿機能付きサッシは使わない運動」始まりそうです。メーカーは需要がないという理由でその性能レベルのサッシを作らないのですから、その性能が必要だと消費者側から主張をしなければなりません。

空設計工房では計算はこんなに詳しくしていませんが、3年ほど前の案件から感覚的に木製サッシでなければ、樹脂サッシしか使えないなと思っていて、今回のリストから見ても結露を起こさないシリーズを採用していました。
それは結露だけの問題でなく、家の性能を上げるのに何よりも窓を強化するのが先だと思ったからです。
どんな関係書にも熱損失の第一位は「窓」とあり、全体の4割以上を占めます。
外壁や屋根などの断熱を厚くすること、窓の性能を良くすることが全体の性能を上げる事につながります。全てにまんべんなく強化する事ができるに超したことはありませんが、予算ありきの中でのやりくりですので、なかなかそうもまいりません。そこでたくさん熱が逃げている窓の性能を高めるのが先であり、費用対効果も高い窓の手当をと思ったわけです。北海道や東北で使うようなサッシをわざわざ使わなくても、というような意見もしばしばいただきますが、最初にでたように国産サッシのレベルが低すぎるのです。この判断がやはり間違いなかったのだなと嬉しく拝見した記事でした。


写真は昨日撮ったホワホワの木の芽(木の名前不明)

立春
2013/02/04

パッシブデザインの住まいづくりお問い合わせ TEL:092-843-7782

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