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つぶやき

処暑

update:2013/08/24

8月23日「しょしょ」
陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也(暦便覧)
処暑は暑さが止むと言う意味。萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃だが、台風のシーズンでもある。 とありますが
今年はなかなかそのようには行かないようです。福岡では最高気温が35度を平気で超える日が8月6日から続き、23日で34.3度となり22日まで17日間も見事に続きました。34度になったところでまだまだ暑いんですけれど。そして 昨日今日は珍しく?と言っていいほど久しぶりに雨が落ちてきました。雨が降ればふったで大雨洪水注意報が出てしまうほど、とても厳しい状況にさらされます。土砂災害が心配です。激しい振幅の天候はこれからもますます顕著になって行くように思われます。それがどんな原因であれ、これまでの(特にこの100年くらい)人間本位の資源の使い方やゴミ処理の仕方、際限なく使いたいエネルギーの取り出し方などを反省し方向転換をするべきだと気づかせてもらっていると思わずにはいられません。
 そこに砂粒を投げるくらいのことではありますが、自身の仕事と絡めてできることは、パッシブデザインで使用エネルギーを少しでも減らせることの実践です。先日は鹿児島にての連続講座パッシブデザインセミナーの第1講座に呼んでいただきました。
 パッシブデザインとは、たとえゼロエネルギーハウスを目指すとしても設備機器だけにたよっての実現でなく、パッシブデザインを取り入れることによって設備機器も省力化する事ができ、その設備機器製作にかかるエネルギーさえ小さくできるという環境負荷軽減に貢献できる考え方であり実践手法なのです。また、設備機器には寿命がありますが、パッシブデザインはその建物が有る限り機能し続けます。そしてパッシブデザインで自然と繋がった暮らしが、設備で均一に制御される暮らしに比べれば、どれだけ人体にまた精神に好ましいことでしょう。などなどパッシブデザインの基本と要素・設計手法・実例紹介など3時間半にも渡ってお話しさせていただきました。
 その鹿児島では桜島の元気がよく、数日前に大噴煙が上がってニュースになっていました。当日も小さな噴煙が時々上がっており、降灰の初体験もしました。風向きにより灰の振る地域は限定されるようで、鹿児島の方は天気予報の時に風向のチェックは忘れないそうです。灰が降れば窓開け通風や換気は断念せざるを得ません。パッシブデザインの一つの要素である自然風を使えないのは残念です、がパッシブデザインはその地域や立地ごとに違った解を導き出す苦労とともにたのしみもあります。どうぞ鹿児島の方々、不利なところを逆手に取った素晴らしいアイデアを生んで下さいませ。

2013/08/24

パッシブデザインの住まいづくりお問い合わせ TEL:092-843-7782

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